なぜ枕選びが健康投資につながるのか?

 

先日、起業塾の同期生だった「ふとんのさがわ」さんのお店で自分に合った枕と専用カバーを購入しました。

普段、何気なく使っていた枕の話を聞いて、2回お店に足を運んで2日間ぐらい時間をかけて選びました。

なぜ、ここまでして枕選びに時間とお金をかけるのか?

 

実は、秋田大学で行われた公開講座「肩こりの原因とは」で「姿勢・体型」による影響があると考えたためです。私は、基本的に睡眠時間は多い時で8時間は取っているのに疲れが取れない感じがありました。実は肩こりの原因は色々とあり、頚部の神経やストレスなどもあります。私の場合はストレスは該当しなかったので「姿勢・体型」による原因が考えられました。振り返ってみるとカウンセリングで前のめりになりやすい姿勢パソコンやスマートフォンを使うのでストレートネックなる傾向が分かりました。特に僧帽筋は疲れやすい筋で環境によって異常が起きるとのこと。その環境の項目の中に「合わない枕」の項目がありました・・・ここは盲点でした。僧帽筋って意外に面積が広いんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僧帽筋(画像はウィキペディアより引用)

https://ja.wikipedia.org/wiki/僧帽筋

という事で、お布団の専門家「ふとんのさがわ」さんに足を運び、質問攻めして来ました_φ( ̄ー ̄ )

 

実際にベッドに寝て、色々な枕を試しては助言を頂きました。枕選びの要点としては4つ。 

  1. 枕を選ぶためには、まずベッドで寝て枕を試すこと(仰向けに寝たり、寝返りをしたりなど実際に寝た時の動きをする)。
  2. 枕の密着感を確認すること(自分でも気づかないのですが、後ろから見ると緑色の枕では隙間が空いて支える面積が少ない)。
  3. 枕の高さを確認すること(青い枕では首の部分が高すぎるので、首への圧迫感があります)。
  4. その場で買わず、念のために確認すること(その日の体調や首の調子なども考慮して別の日に来て、枕の寝心地を再確認する)。

睡眠があなたの身体だけでなく、精神に影響しているかもしれません。

 

厚生労働省のデータによると睡眠を取っているつもりでも、十分な睡眠時間(疲労回復)が取れていないと睡眠障害となり、事故や精神疾患身体疾患に繋がる恐れがあります。私も心理カウンセラーであるからこそ、自分の精神に問題があれば依頼者へ万全の状態でカウンセリングやITサポートが出来ないので、睡眠を取ることは重要課題の一つと認識しています。

ちなみに日本人の男性労働者の睡眠時間は約8時間、女性は約7時間半とのこと。国際比較しても日本人の睡眠時間は少ないデータとなっています。日本人は1日24時間のうち、3分の1を睡眠に当てています。1ヶ月で240時間、1年間で2920時間です。睡眠時間が増やせない場合でも、睡眠環境(枕やベッドなど)を変える事で睡眠障害のリスクを減らす事は大切だと感じます。

 

お布団の専門家「ふとんのさがわ」さんは創業1905(明治38)年と長く、お布団だけでなく丹前の販売や和服についても知識のある店主さんです。今回、初めて専用の枕カバーを買ったのは抜け毛予防のために買いました。詳しくはお店に立ち寄って質問してみて下さいね。

 

自分だけでなく、大切な家族のためにも枕や布団などの寝具選びは健康投資に繋がります。

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